私だけバストが小さいままのはどうして?中学生が胸をでかくする方法

中学生になっても胸が育たない……
中学生になると、女性は胸がだんだんふっくらしてきます。
でも、周りの女の子は女性らしく胸が膨らんでいきているのに、自分の胸は一向に大きくならないと感じて不安になっている人もいるでしょう。
中学生になると胸が大きくなるというのは、もちろん個人差がありますので、全員が全員同じ時期に大きくなるというわけではありません。
胸が早く大きくなる人もいれば成長がゆっくりな人もいるのでそこまで不安を感じる必要はありませんが、まずは胸がどうしてこの時期に胸が多くなるのかを確認してみてください。
中学生は胸の成長期
中学生の時期というのは一般的に胸の成長期にあたる時期とされていきます。
また、体が徐々に丸みを帯びてきて、女性らしい体になっていく時期でもあります。
成長期には様々な変化が起こり、体は徐々に大人に近づいていくものです。
この時期には生殖機能も機能をするようになり、子供を産んで育てる準備ができるようにもなります。
では、胸の成長期である中学生は、具体的に体にどのような変化が起こるのでしょうか。
もちろん体の発達には個人差もあるので、他の子と比べて成長が緩やかだからといって気にすることはありません。
第二次性徴期
中学生は、第二次性徴期と呼ばれる時期で、体がぐっと大人に近づいていきます。
第一次性徴期は小学生に上がるくらいの年代であり、男女の差がわかりやすくなってくる時期です。
そして第二次性徴期には、女性の体はより大人の女性に近づくように育ち始めます。
10〜13歳のこの時期には成長ホルモンが活発に分泌されるようになります。
また、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンがつくられ始める時期でもあり、このエストロゲンの作用で胸が膨らみ始めるのです。
徐々に体に脂肪がつき始める
女性は男性と違い、昔から子供を産んで育てる役割があったので、長期的なエネルギーを溜め込んでおけるように脂肪がつきやすいとされています。
女性らしい体は程よく脂肪がついた丸みのある体であるので、中学生の時期にはそうした大人の体型に育てるため、徐々に体に脂肪がつき始めていきます。
中学生のこの時期に生理が始まる人も多いと思いますが、生理が始まってから大体1年から3年ほどで体だけではなく胸にも脂肪がついてふっくらとしていくのです。
初潮は胸が大きくなり始めるサイン
初潮とは始めての月経のことをですが、中学生くらいになるとこれを迎える人が増えてきます。
しかし、女性の体はそれ以前から徐々に大人になるべく変化をしており、初潮を迎える1年ほど前から胸は徐々に大きくなり始めるのです。
そしてこの時期には、子供を産んで育てるために重要な乳腺や入管といった器官も発達し始めます。
乳腺はバストアップのためにも発達させるべき器官ですから、しっかり成長できるようにケアしていかなければなりません。
そのようにして初潮を迎えるとそこから徐々に胸は膨らみ始めていくのです。
初潮が遅いと、胸の成長も遅れる場合がある
中学生になってもなかなか胸が膨らまないと悩んでいる人もいるかもしれませんが、そのような人は初潮が遅かったということが原因として考えられます。
すでに紹介した通り、胸は初潮を迎えることから徐々に大きくなり始めます。
しかし、初潮を迎える年齢というのは個人差があるので早い人は小学生で迎えることもありますし、遅い人は中学生になってから迎えることもあります。
初潮が早かった人と遅かった人では胸の発育の程度も変わってくるので、初潮が遅かったという人はこれから大きくなっていくでしょう。
中学生のバストアップで注意したいこと
中学生は成長期でもあるので、きちんとケアをしていけばバストアップの効果も得られやすくなります。
しかし、成長期だからこそ気をつけなければならないこともあるので、しっかり確認しておくようにしましょう。
サプリメントやバストアップクリームは使わない
バストアップサプリメントやバストアップクリームは効果的なアイテムですが、残念ながら10代の胸の成長期にある人は使用を控えなければなりません。
サプリメントやクリームには、女性ホルモンの分泌を促す成分が配合されていますが、中学生の時期というのは胸が発達する時期なので、もともと女性ホルモンが活発に分泌されている時期でもあります。
その状態でサプリメントなどを使ってしまうと、女性ホルモンであるエストロゲンが増えすぎてしまい、ホルモンバランスが崩れやすくなってしまうのです。
ホルモンバランスが崩れると体調不良などの不調が出やすくなってしまうので注意しましょう。
過度のダイエットはしない
女性なら痩せてキレイになりたいという思いを抱いている人も多いのではないでしょうか。
もちろん、適度に体を動かしたりすることは体を健康的に保つために大切なことですが、極端に食事制限をすることは絶対にやめましょう。
食事制限をすると、胸に必要な栄養素を補うことができなくなるので、胸が成長できないまま胸の成長期を終えてしまうこともあります。
そうなると、胸が小さいままになってしまうので食事はしっかり摂るようにしてください。
中学生の時期は成長期でもあり、多少たくさん食べたとしてもしっかりエネルギーとして使われるので、過剰に気にしすぎないようにしましょう。
中学生が行うべきバストアップ方法
中学生は胸の成長期であるがゆえに、バストアップをするときにも気をつけなければならないことを紹介しました。
では、バストアップをする際には具体的にどのような方法をとればいいのでしょうか。
いくつかまとめたので、参考にしてみてください。
栄養をきちんと摂る
胸を育てるために、過度なダイエットはしてはいけないと紹介しましたが、しっかり栄養をとって胸を育てることは非常に重要です。
胸に必要な栄養素はいろいろありますが、中でも特におすすめなものを紹介するので、積極的に摂取するようにしましょう。
大豆イソフラボン
大豆イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと非常に構造が似ている成分です。
そのため作用も似通っており、摂取することでエストロゲンの働きを助けることができます。
大豆イソフラボンはその名の通り大豆や大豆の加工食品に豊富に含まれています。
例えば納豆や豆腐、おからや豆乳などですが、これらは安価なものが多いので、比較的毎日摂取しやすいでしょう。
また、大豆イソフラボンはタンパク質でもあるので、体を健康的に育てるために重要な働きをする成分でもあります。
ぜひ毎日の食事に取り入れるようにしてください。
ボロン
ボロンと聞くと、あまり聞きなれないという人もいると思いますが、私たちが割とよく口にするキャベツやリンゴ、レーズンやナッツ類などに豊富にふくまれている成分です。
これは体内に入るとエストロゲンの分泌を促す作用があるので、胸を発達させるためには有効な成分でもあります。
ただ、ボロンは熱に弱く、加熱すると数が減ってしまうので、なるべく火を通さずに生のまま摂取するようにしてください。
リンゴは加熱することはあまりないのでだいじょうぶだと思いますが、キャベツなどは炒めたりせずに生のままサラダなどにするといいでしょう。
また、ナッツ類もなるべく火を通していないものを選ぶようにしましょう。
たんぱく質
たんぱく質は、体が本能的に欲する五大栄養素の一つに数えられ、筋肉を作ったり、骨や血の元となる成分なので、毎日積極的に摂取することが大切です。
また、体はもちろん、胸を作る上でも必要不可欠な成分なので、毎日バランス良く摂取することが大切です。
肌のハリを保つコラーゲンの主成分でもあるので、しっかり摂取することで美しい胸を維持することができます。
タンパク質には肉や魚、乳製品に含まれる動物性たんぱく質と、大豆やアボカドなどに含まれる植物性たんぱく質があるので、どちらかだけでなく、両方バランス良く摂取するようにしましょう。
ビタミン
ビタミンも人間の体に必要な五大栄養素の一つで、ほとんど体内で作られることはないので、食事から積極的に補うことが大切です。
ビタミンの中でもバストアップに効果的なのは、ビタミンAとB1、B2、B6、B12、C、Eです。
まず、ビタミンAは肌のハリをよくしたり、皮膚代謝を促すので美しい胸を作るためには欠かせません。
また、ビタミンB群は血行を促進したり、糖質や脂質をエネルギーに変えるために必要なもので、胸に効率的に栄養を運ぶために効果的です。
ビタミンCは、コラーゲンの生成に関わる成分ですが、バストを胸筋につなぎとめているクーパー靭帯もコラーゲンが主成分なので、上向きの形の整った胸を作るためには欠かせません。
ビタミンEは、女性ホルモンを増やす作用のある成分で、女性ホルモンのバランスを整える作用もあるので、バストアップを目指すならぜひ摂りたいものです。
適度な運動
バストアップのためには、運動の習慣をつけることも重要です。
運動をすると血行が良くなるため、胸に必要な栄養素がスムーズに運ばれるようになります。
特に、バストの土台でもある胸筋を鍛えることで上向きの美しいお椀型のバストに仕上がります。
また、体の余分な部分の脂肪を燃焼させるためには有酸素運動が効果的ですが、ランニングなど激しく胸を動かすものは胸の脂肪も一緒に燃やしてしまったり、胸を下垂させてしまったりするので、あまり胸を動かさない運動を選ぶようにしましょう。
具体的には、ウォーキングやヨガなどがおすすめです。
質の良い睡眠
意外に思う人もいるかもしれませんが、睡眠もバストアップのためには必要です。
質のいい睡眠をとると、適度に胸筋がつきやすくなるので、胸の形がきれいに整いやすくなります。
また、胸筋がつくことで胸の下垂防止にもなります。
特に、夜の10時から翌深夜2時までは、ゴールデンタイムと呼ばれており、バストアップに不可欠な成長ホルモンと女性ホルモンが活発に分泌される時間でもあるので、この時間に眠っておくことが大切なのです。
逆に睡眠不足になると血行不良になって胸の成長を阻害することになるので気をつけましょう。
また、寝る前にスマホやパソコンを触ると、眠りが浅くなってしまったりするので控えましょう。
ストレスを溜めない
ストレスが溜まることでも、胸の成長は妨げられてしまいます。
ストレスが溜まると、女性ホルモンの生成が抑制されてしまうので、胸が育ちにくくなってしまいます。
また、ストレスがたまると交感神経が優位な状態が続き、自律神経が乱れるので血管が収縮して血流が悪化し、胸に栄養素が届きにくくなるので注意が必要です。
ストレスは溜めないようにしていても知らず知らずのうちに溜まっているものでもあるので、なるべく毎日好きな音楽を聴いたりゆっくり入浴をしたりしてリラックスする時間を設けてストレス解消に努めましょう。
姿勢を悪化させない
デスクワークで、座ってパソコンに向かっている時間が長いという女性も多いと思いますが、同じ姿勢を続けてしまうと、次第に姿勢が悪くなってしまいます。
姿勢が悪くなると、血行が悪くなってバストアップに悪影響となってしまう可能性があるので注意が必要です。
適度に体をほぐしたりストレッチをしたりして姿勢の悪化を防ぐようにすれば、血液の循環が良くなり、女性ホルモンのバランスも自然に整うようになります。
また、姿勢を正すように心がけていけば、自然と胸筋などが鍛えられ、上向きのバストにつながります。
バストマッサージ
バストアップのためには、中学生でもマッサージが効果的です。
バストの周りをもみほぐすようにマッサージすることで血行が促進され、胸に栄養素が届きやすくなります。
血流が良くなると女性ホルモンが活性化したり、乳腺の周りをマッサージすることで乳腺が発達して胸が成長しやすくもなります。
マッサージの際には摩擦によるダメージを防ぐためにもクリームなどを塗って行う必要がありますが、バストアップクリームなどは中学生が使うとホルモンバランスを崩す可能性があるので、保湿クリームなどを使うようにしてください。
ブラはサイズの合うものを選ぶ
胸が膨らんでくると、ブラを着けるようになると思いますが、サイズのあったブラをつけないと胸の成長を阻んだり、胸の形くずれを招いてしまったりするので気をつけなければなりません。
自分の胸に対して小さいサイズのものは胸を潰してしまう可能性がありますし、大きいものを選ぶと隙間が生じて胸が垂れやすくなってしまいます。
また、寝るときに何もつけないと胸の脂肪が減って他の場所についてしまったり、胸が垂れてしまう可能性があるので、ナイトブラを着けることも重要です。
まとめ
いかがですか?
中学生で胸がなかなか育たずに悩んでいるという人も、まだまだ成長期なのでこれから大きくなっていくという可能性も十分にあります。
日頃からしっかりバストアップを意識して、胸を大きくできるようにケアしていきましょう。




